2011年10月23日日曜日

第3ノ金曜日

作品とたわむれるタテさん。その優しさに心撃たれました。
タテタカコさんのイベント「第3ノ金曜日」でアートセッションということで参加させていただきました。
第3金曜日に行われるライブイベントです。
 アラバキの津軽ステージと同じく、精霊が漂うようなイメージで新作の「丸っこいの」を制作。かわいいです。

出演はゲストとして「雨先案内人」さんとタテタカコさん。
雨先案内人さんは昔のドリカムの男女比による3人組で、たぶん平成生まれの美男美女という感じでした。リハーサルではとても礼儀正しくて偉いなあと感心。音楽のアーティストってみんなそういうものなのでしょうか。
演奏はストレートな感じで、タテさん曰く「頭がパカッと開いた」という印象。明るい楽曲で楽しめました。特にフレットレスのウッドベースを弾いている様がおもしろかったです。

タテさんの演奏はまるで川の流れのごとく力強くて・・・。今回のステージデザインについては、自分の作品が後ろからは見えにくくて失敗だったかなと感じていたのですが、タテさんの歌を聞いていたら「まあ、いいか。」と思えるほど力強くてホッとしました。
あと、MCがほのぼのとして面白かったです。やっぱり素晴らしい人だなと感じました。

ああだ、こうだと書きましたが、最後にもう一つ・・・。
演奏会が終わった後、演者の方々やお客さんなどみんなでまったり歓談タイムだったのですが、その中で自分の新作を交えての写真撮影大会がはじまりました。「おいおい、それはなんだ?」丸っこいのを持ち上げてお面にして遊んだり、寝っころがって戯れたり。楽しかったです。これがやりたかったのかと思いました。

これはだれでしょう?実は某アーティストです。

これはだれでしょう?実は仙台の某アートアイドルです。
ブログ書いてて思い出しましたが、新作の「丸っこいの」、昔関東圏の一部で流行った サクサク(TVKの朝の音楽番組)に出てた日向夏に似てます。あの頃のMCやってたあかぎあいさんは子育て中だそうです。http://www.youtube.com/watch?v=PtxD4nno6zI&NR=1





2011年9月1日木曜日

ピクニカモンスターズ

アラバキロックフェスティバル 津軽ステージ

先日行われたARABAKI ROCK FEST.11の装飾協力を行いました。
実は震災の前からいただいていたお話。震災でアラバキも中止だろうと思っていたら、やるって聞いて、単純にすごいなと感心。
なんだか嬉しくなり、津軽ステージの件も是非やりましょうということで、震災前からの計画通りに準備を進めました。

家も被災しているため、機械や置き場所など、なかなか思うようにいかない部分もありましたが、どうにかこうにか制作を進めました。中には被災した材料が一部秘かに使われている作品もあります。

テーマのひとつである寺山修司の天井桟敷のイメージを踏襲しつつ、古の呼吸や存在が感じられるような、でもどこか安心するような楽しくなるような感じ・・・。見たことのないような精霊達が会場のあちこちに居る空間ができ上がりました。


メンバー間で、通称「岬」と呼ばれていた場所。

アラバキに参加された方で、気が付いた方がいるでしょうか?
津軽ステージの奥に、湖が近くに見える場所があります。
そこが素敵な場所だったので、ちょっと特別に装飾をしました。

夜はライトアップされて、会場はさらに良い雰囲気に・・・。

津軽ステージが本領発揮したのは、昼よりも、もしかしたら夜だったかもしれません。闇夜の中に浮かび上がる作品や三味線の演奏、そして素晴らしいアーティストによる質の高い演奏!特にタテタカコさんのライブは素晴らしかったです。歌声が夜空を突き抜けて、どこまでも響き渡っていくようでした。野外のライブはこれだから良い。


当ブログでもおなじみ、ほんだあい(ふたば)さんの作品。木に飾る前の洗濯バージョンも面白い。

津軽ステージに入ってすぐのところにあった、布で飾られていた木は、実は、当ブログでもおなじみ、ピクニカのアイドル作家・ほんだあい(ふたば)さんによる作品。会場の装飾ということで、装飾が得意そうな彼女にいろいろとお願いして協力してもらっていたのです。
さすがはほんださん、しっかり期待に答えてくれて、あの木もかわいい御神木みたいになって、会場の雰囲気がグット良くなりました。


というわけで、今年のアラバキは自分にとっても物凄く特別なアラバキでした。
見る方だけじゃなく、見せる方というのは、気持ち的には気にしないようにしててもちょっとドキドキして、正直、見る方だけに徹したいと何回か思ったものです・・・。
でも、イースタンユースと自分の作品が競演するのを見れたのには感涙でした。


PMのみなさん、アラバキ本当にお疲れさまでした。ありがとう。


さてさて、津軽ステージの今後ですが、来年はさらにすごいことになるかもしれないです。来年のアラバキにも、乞うご期待。

津軽ステージのどこかに居たこの子は、もしかしたらたたた工作室でも登場するかも!?

2011年8月26日金曜日

夕暮れに虹

搬入してきました。
アラバキロックフェスティバルの津軽ステージの装飾をしてきました。
なんか、初個展のことを思い出します。
アートだ芸術だと、そんなことは右も左も分からずに(今も分からない。)、
ただ自分のやれること・良いと思えることを表現して、「どうでしょう?」と。
あの妙な焦り。あれを思い出します。

装飾を終えて夕暮れ時、きれいな虹が出ていました。
一緒に作業してくれていたほんださん(ふたばの名でも活動中のあの人)が、
「良いってことだよ」と言っていたので、そんなものかなと思いました。
いつもありがとうございます。

2011年7月16日土曜日

津軽ステージを

アラバキの津軽ステージ予定場所。

久しぶりのブログです。
今まで書くことが無かったのか!いや、実は色々あったのです。
ちょっと内緒にしてましたが、良い頃合いなのでブログを書いている次第です。

今年のアラバキロックフェスティバル、8月末に日程変更されて開催されます。
(ヤッタ!!)

それで、今回、アラバキの津軽ステージの装飾に「ピクニカモンスターズ」として参加させていただくことになりました。

実は今年のはじめに行った「ナンバーガールに少なからず影響を受けた芸術家展 仙台」をきっかけとして繋がったお話。Date-FMの庄子さんに感謝です。

大きな舞台で大きな作品を作る機会をいただき、とても喜んでおります。
何よりもアラバキに関われることが嬉しい。
声を掛けていただいたGIPの菅さんにも感謝!!

というわけで、今年のアラバキロックフェスティバル、津軽ステージが面白いことになりそうなので要チェックですよ〜。

2011年6月12日日曜日

久しぶりにチョコルに出てました。

ピヨたまと宇宙羊。
事後報告になりますが、泉セルバで開催されていたチョコル26に参加させていただいておりました〜。
新作のピヨたまがくわえているのは、ユトリコさんの商品の豆手紙。

2011年4月25日月曜日

目標

たたた工作室は壁掛けオブジェやブローチを作って販売しておりますが、
今後の目標として、家庭用発電システムを作りたいと思います。

2011年4月18日月曜日

自問自答・・・震災後の日々について

停電が続き、夜はろうそくの元で食事をとりました。
3月11日の震災以降、はじめてのブログ更新となりました。
twitter等ではコメントしておりましたが、震災後は制作等の繊細な作業が
困難であったので、たたた工作室の活動は一切停止しておりました。

一応報告いたします。
私、加藤高志は無事で、家族も無事です。
実家兼工場(本業の看板業の工場です)は建屋1階が浸水しました。
工場の機械工具等がことごとく浸水したため、それらのメンテナンス作業と
看板撤去等の仕事をこなす日々が続いておりました。
はじめは電気も水も満足に使えない状態だったため、なかなかはかどりません
でしたが、水道が復旧したタイミングで機械のモーター等を分解・洗浄・
メガー測定・再組み込みを行うなどして、概ねの機械は動くようになり、
なんとか作業ができる状態までこぎ着けました!

震災後、感情が冷静な状態にロックされた感じになりました。
周囲の状況を目にしても何も感じないし、ただ「いかにして生き伸びるか」
ということを考えて行動する日々という感じだったと思います。
かなりタイトな生活でしたが、それは案外心地よい感覚も一部ではありました。
それでも、友人たちから大量の支援物資が届いたときには、
言いようのない想いがあり、自分は支えられているなと実感しました。
(ありがとう…。)
心優しき友人たちが支援物資を届けてくれました。

震災で様々な状況が変わりました。
(自分だけではなく、世界中が変化するのでしょうが…。)
震災直後のドライな感情のもとでは、今まで作った作品が届かないものの
ような気がして、何なんだろうと思いましたが、
最近、部屋の模様替えをして、やっと何か落ち着きを取り戻し、
新しいことをはじめようという気分になっています。
だから、この「たたた工作室」の活動も一歩づつコツコツ進んで行くのだと
思います。

アルパカが語るのは、the pillowsのある曲の歌詞です。

東日本大震災で被災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。

2011年2月25日金曜日

tatatan niyoru brooch

ブローチが進化。「tatatan niyoru brooch」
現在、イベント3本に出演中です。

1本目 *chocol no*24「うたたねイロのユメもよお」 2/21〜27 ララガーデン・長町


2本目*「Buon viaggio!」2/25〜27 molte volte 


3本目 *「草食動物園」2/24〜28 ヒミツ埜 


それぞれテーマは違いますが、どのイベントでも新作のブローチを発表しています。
年末にお目見えしたたたた工作室のブローチが進化。
「tatatan niyoru brooch」となりました。
たたたにゃんこもブローチになりましたよ〜。

2011年2月4日金曜日

ナンバーガールに少なからず影響を受けた芸術家展 仙台

先日、1/25〜30に行われました、『ナンバーガールに少なからず影響を受けた芸術家展 仙台』の様子をご紹介いたします。
会場の様子
今回の展示は、「ピクニカやエノマに集まる作家の間でナンバーガールを好きな人が妙に多い」という気付きから構想を思いつき、割と自然に集まった六人で行った展示でした。
(自然に集まった割には皆が熱いメンバーです。半年ほど前から会議を重ねていましたが、ナンバーガールの思い出話を延々とするような会議ではなく、いかに「あの感じ」を表現するかということを考え、DMや展示方法を話し合ったものでした。)

会場では持ち込んだコンポでナンバーガールを流し、美術作品の展示というよりライブの感覚に近い展示になりました。

というわけで、会場の様子と作品の一部をご紹介いたします。

入口ドア
入口のブースは「仙台一の向井秀徳ファン」だと言うある女性の方が、ナンバガのポスターやフライヤーを貼ってくれました!もはや、これも作品ですね。

加藤高志さんの揺れネコ。しっぽを押すと妙に揺れます。

近江谷沙里さんの作品。ナンバーガールのメンバーがモチーフの作品。周りに貼られたドローイングもカッコイイ。

八城知子さんの作品。もふもふしてます。

山内文貴さんの「Tuesday girl]

宍戸誠さんの作品。「桜のダンス」。赤の領域がいいですね。

加藤高志さんの建物シリーズ新作。SS30がモチーフ。

近江谷沙里さんの100号の大作。「初日の出」。右の赤い服の子がカッコイイ。

新聞にも掲載されたシュガー☆ヘイさんの「坂崎エリ 14時28分」
シュガー☆ヘイさんの作品は、アカシックレコードに記録される何らかの1分間の出来事を、小説風の文章と共に絵画で表現するという、かなり創造性豊かな展示でした。
シュガー☆ヘイさんの「C・S 20時20分」。SF的にイカれた世界観。ヤバし。

宍戸誠さんの「新しいネ申さま」。POPかつ際どい。

山内文貴さんの作品。ブログを読んだら本人はイロイロと悩んだ作品みたいなんですが、最終的になんか好きです。

山内文貴さんの作品。「モンスターハンター」ノスタルジックな雰囲気がとても良い。今回、山内さんが一番作品が多いです。

八城知子さんの作品。「探索」。色と間のセンスがいいですね。そして、その下には・・・!

「コラボしましょう。」と山内さんが八城さんの絵の下に展示した謎のオッサンみたいな作品。
実は、この八城さんと山内くんのコラボが今回の展示の象徴的なものだと感じました。
今回の展示は結構量が多くて、隣り合う別々の作家の作品がかなり近い状態で展示していました。それにも関わらず、違和感を感じないというか、全体が不思議なまとまりになっている展示でした。

自分としては、これがナンバガ的なのかというと、「いや、違う。」と感じます。でも、その影響がそれぞれの作家に作用した結果、共通の感覚が何か存在しているのではないかと思いました。
つまり、必ずしもナンバーガール的では無いにせよ、ナンバーガールの影響による共通の感覚が作品を通して感じられたということでした。
結局その感覚を具体的に言葉で説明できないのですが、きっと会場に見に来ていただいたみなさんにはご理解いただけるのではないでしょうか。(そうだといいな。)

今回、ラジオや新聞、雑誌でも紹介していただいたおかげで、たくさんの方が来場してくださいまして、とてもうれしかったです。
特にdateFMの庄子久子さんには、会場に取材に来ていただき、また、ラジオでこの展示を丁寧にご紹介いただきまして、とても感謝しております!

ご紹介くださった皆様、また、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

2011年1月17日月曜日

もうすぐです。

あともう少しで『ナンバーガールに少なからず影響を受けた芸術家展 仙台』がはじまります。
DM表

DM裏
気付きと呼びかけから開催が決定したこの企画。
構想を思いついてから約1年での開催は、早いのか遅いのか…。

参加者の過去作品をまとめて見る機会があって思いましたが、
この展示、面白くなりそうです。

「ナンバーガールの感覚が若い作家の間でどのように沈着しているか。」
ということを見てみたくて企画した展示ですが、
目で見て鑑賞する芸術として、新しい方向性や価値観を露出できそうです。

2011年1月3日月曜日

あけましておめでとうございます。

作品タイトルは「あったかくしてお出掛け」
みなさま、新年あけましておめでとうございます!
年が変わって早くも3日。初詣でおみくじを引いたら、「16番 吉」でした。とっても良い内容でしたよ!

さて、写真で紹介させていただいているのは、ヒューモスカレンダー企画に参加させていただいたもので、1月がなんと加藤高志さんの作品となっております。

この写真の作品は、実は昨年12月のヒューモスでの個展「歩幅を合わせて」でも登場したものです。

モチーフは仙台駅前開発ビル。「仙台駅前のロフト」でみなさまにもおなじみのビルです。ちなみにP-STATIONというパチンコ屋さんも入っています。(ギャンブラーにはそっちの方がおなじみかも・・・。)

この作品、マフラーを巻いていますが、実はこれ、仙台駅のペデストリアンデッキを表現したものです。
冬はビルでもマフラーを巻くんですね〜。

このカレンダー、ヒューモスさんのノベルティのようなものらしいので、実はなかなか手に入れるのは難しいのですが、素晴らしい内容のカレンダーになっております。
手に入れた方はラッキーですね。