2011年4月18日月曜日

自問自答・・・震災後の日々について

停電が続き、夜はろうそくの元で食事をとりました。
3月11日の震災以降、はじめてのブログ更新となりました。
twitter等ではコメントしておりましたが、震災後は制作等の繊細な作業が
困難であったので、たたた工作室の活動は一切停止しておりました。

一応報告いたします。
私、加藤高志は無事で、家族も無事です。
実家兼工場(本業の看板業の工場です)は建屋1階が浸水しました。
工場の機械工具等がことごとく浸水したため、それらのメンテナンス作業と
看板撤去等の仕事をこなす日々が続いておりました。
はじめは電気も水も満足に使えない状態だったため、なかなかはかどりません
でしたが、水道が復旧したタイミングで機械のモーター等を分解・洗浄・
メガー測定・再組み込みを行うなどして、概ねの機械は動くようになり、
なんとか作業ができる状態までこぎ着けました!

震災後、感情が冷静な状態にロックされた感じになりました。
周囲の状況を目にしても何も感じないし、ただ「いかにして生き伸びるか」
ということを考えて行動する日々という感じだったと思います。
かなりタイトな生活でしたが、それは案外心地よい感覚も一部ではありました。
それでも、友人たちから大量の支援物資が届いたときには、
言いようのない想いがあり、自分は支えられているなと実感しました。
(ありがとう…。)
心優しき友人たちが支援物資を届けてくれました。

震災で様々な状況が変わりました。
(自分だけではなく、世界中が変化するのでしょうが…。)
震災直後のドライな感情のもとでは、今まで作った作品が届かないものの
ような気がして、何なんだろうと思いましたが、
最近、部屋の模様替えをして、やっと何か落ち着きを取り戻し、
新しいことをはじめようという気分になっています。
だから、この「たたた工作室」の活動も一歩づつコツコツ進んで行くのだと
思います。

アルパカが語るのは、the pillowsのある曲の歌詞です。

東日本大震災で被災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。無事で本当によかったです。

    まだ考えられる状況ではないと思いますが、たたた工作室さんの新しい作品を楽しみにしております。

    いろいろ落ち着いた後に、緊張がほぐれて体調を崩す方も多いようですので(僕も崩してしまいました)、体調にもお気をつけください。

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  2. 哲さん
    コメントありがとうございます。
    自分は体調は大丈夫です。

    お互いがんばりましょう!

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